ナルミ記
きのう、フランス留学時に大変お世話になった、津波江利菜さんが講師をつとめる、こちらの講演会に行ってまいりました。
いまはフランスの音楽学校で、フォルマシオン・ミュジカルの講師をなさっていて、そこでの音楽教育のお話をたくさん聞けました。
お話によると、フォルマシオン・ミュジカルというのは、良い音楽家/聴衆を育てるための”音楽的な耳”をつくるためのメソッドとのこと。
(#決して本来のそれを否定するものではなく)専門的になりすぎたソルフェージュや音楽理論を、音楽作品を聴いたり演奏したりするときに、より直結して活かせるようにする、というものらしいです。
わたしはソルフェージュのレッスンが好きでわりと熱心にやっていたほうで、しかし音楽作品から遠ざかるほど突き詰めた勉強したことはありませんが・・それでも、なるほどそういう流れが出来て、それがフランスで広く行われているというのは納得です。
フランスが丸一日音楽の日になるfete de la musiqueの日なんて、みんなもうジャンル問わずそこで生まれている音楽に身を委ねて楽しんでいたっけ。
来週以降に、実際に授業で行われているフォルマシオン・ミュジカルを体験できる講座も開講されるとのことで、即効申し込みしてきました。わくわく