ヒロミ記
練習に疲れて休憩の間に読んでいるのが、
「若いピアニストへの手紙」
という本です。
著者のジャン・ファシナ氏の、素晴らしい経験と知識、絶えず新しい価値を見出していくエネルギーと好奇心、そして深い音楽への愛を持って、
健康的に成長し学んでいく喜びと導きが、あたたかい言葉で綴られています。
何より、今の私にはどんな教本よりも、ピアノと向き合う根本的な姿勢やキホンに、目と頭が覚める想いで読んでいます。
まだ最後まで読み終えていませんが、
各章読むごとに、急いでピアノに向かいたくなります。
ピアノの椅子に座るところから、
鍵盤に指を置き、一音弾く、指を動かす、
聴く、息をする、
ひとつひとつ丁寧に確かめる作業は、根気と忍耐、集中力のいることですが、
改めて見直してみようと思います。
ピアノを弾くみなさんに、ぜひオススメの一冊です