🐧ナルミ記
今さらっているヴァイオリンデュオの曲が難しくて、なかなか身体に入ってきません。
来年2月にある、沖芸大学院生の修士演奏のリサイタルプログラムです。
変なこだわりなのかもしれませんが、これがもし演奏会なら、テンポ設定や構成など初めの段階で相手と意見し合うと思うのですが、
長い時間をかけて取り組んで研究している学生の集大成に、伴奏員として弾く。
と考えると、まずは彼らの望む音楽に寄り添ってから、その上で…と考えてしまうのですよね。
つい、心地の良いテンポ感や音量で弾くことが当たり前になってしまうと、良くも悪くも自分のカラーになるので、たまにこうやって、自分では設定しない音楽をつくる作業があると、なんとしてもこの音楽を掴もうと自分の幅も広がる気がします。
根気強くさらいたいとおもいます。