🐧ナルミ記
リサイタルで演奏予定のストラビンスキーのバレエ音楽「春の祭典」
今回はこの作品から抜粋で、序奏〜乙女たちのおどり(最初のシーン)と、生贄の頭のおどり(最後のシーン)を演奏します。
身震いするようなストーリーの最初と最後、かなり濃厚です。
ストラビンスキーの三大バレエ音楽「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」は、どれも血の騒ぐ躍動感がとても好きなのですが、バレエのほうはというと、ペトルーシュカしか観たことがありませんでした。
ので、先日じっくりと春の祭典をYouTubeで鑑賞しました。
…すごい!!
当時の聴衆がうけたセンセーショナルな印象はいかほどだったかと想いを馳せると、胸がどきめきました。
ところで、ピアノのために書かれた作品ではない場合、オリジナルの曲よりも、奏法の都合上、制約がかかったり、逆に制約が解けたりすることが多々あります。
(楽器の特性上、原曲よりもテンポを遅くせざる得なかったり。べらぼうに速く演奏できたり。という風な)
今回の春の祭典の場合、ダンサーがいないぶん、そしてオケにくらべるとピアノ二人という身軽な編成のため、非人道的な速度が可能なのです…!
もちろん、音楽の内容やそれにふさわしい解釈というのは絶対ですが、そういう選択肢を目の前にしたとき、心の中の暴れん坊将軍が、やっちゃえやっちゃえ〜とイタズラに煽ってきます。
新崎姉妹の春の祭典、どう仕上がるかな!
幻のカプすけに当たった〜!!
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2020年5月9日(土)
沖縄公演第7弾 ピアノデュオ新崎姉妹リサイタル連弾の館〜2020メモリアルスペシャル〜
場所: 沖縄市民小劇場あしびなー(旧コリンザ3F・駐車場あり)
開場:18:30 開演:19:00 (21:00終演予定)
入場:一般2500円 学生1500円(全席自由・当日300円増)
プログラム:
目覚めよと呼ぶ声あり BWV645 / J.S. バッハ
バレエ音楽「春の祭典」より / ストラヴィンスキー
ブエノスアイレスの春、オブリビオン / ピアソラ
異国の地から / モシュコフスキー
オリンピック・ファンファーレとテーマ / ウィリアムズ
メモリアルイヤーメドレー / ベートーヴェン、ショパン
ユー・レイズ・ミー・アップ / ラヴランド
「天国と地獄」序曲 / オッフェンバック
プレイガイド:沖縄市民小劇場あしびなー、デパートリウボウ、コープあぷれ、島ピアノセンター、文教ハーモニー那覇店
お問い合わせ:arasaki_piano@yahoo.co.jp
ご予約フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfELm6mP5pnxAStNexeTXXlHBAMQGmk6HgIKi278RozvoSqUg/viewform