ナルミ記
きのうのブログでハウツィッヒ氏が他界されていたと知りました。
ご冥福をお祈りいたします。
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今年5月に埼玉で初共演となるメンバーでのアンサンブル本番があったのですが、
http://ameblo.jp/arasakinarumi-piano/entry-12280213038.html
前日の合わせが終わって、移動中の車内でも、どう弾きたいのか/どう考えているのかをそれぞれにややまとまらないまま述べてたんです。
そのとき偶然流れてきたモーツアルトのトルコ行進曲。ハウツィッヒでした。
これまで聞いたことのない凸凹で立体的な演奏、オーディオのなかから誰かが出てくるんじゃないかと思う臨場感に、メンバー一同目的地に着くまで黙りこんでしまいました。
その後、みんなでご飯を食べながら、ふとリーダーが
「なんでもやろう！さっきの演奏聞いただろう、いやー自由だなあ！楽しいなあ！」と。
音楽は瞬間芸術で、
生まれては消えていく演奏の性質は変わらないけれど、
ほんの一瞬の音体験が心に刻まれて、ずーっと残り続けていることに気づくといつも驚きます。
