🐧ナルミ記
今日はこちらの企画展に行ってきました
今年は色々の組踊企画展にいっていますが、今回面白かったのは、沖芸学生たちは組踊を学ぶときにはじめにセリフをうちなーぐちに振り仮名をふって、その音と意味が合致するようにすることから始める、というところでした。
沖芸大に入ったとき、琉球芸能専攻があるのだから積極的に学内演奏会にもいって知識を深めよう!!とおもっていたのは初めのみで、行ったはいいものの舞台を見るだけではやはり楽しみ方がわからず挫折した記憶があります。
これは卒業してようやく見えた考えなのですが、鑑賞に知識が必要なもの(あったほうが楽しめるもの)って、鑑賞する側だけじゃなく鑑賞される側も両方の歩み寄りと努力って必要だなと。
学生の学内演奏会は ー来週あります!ー とくに洋楽コースの学内演奏会とかになると、お客さまが少ない…というかほとんどいないことも珍しくないのですが、集客する努力も学びのうち…なんていうのも意外と論点が違うのかもしれません。
いまこの企画が誰のなんのためのものかをはっきりさせないと、演者とお客様と両方が消化不良になりかねないかも、なんて。
いくつかのそういう事例を見てきてそう感じてるのだけれど、この話題はまたいつか。