🐰ヒロミ記
数時間後に迫ったCD発売日✨
わたしも連弾日和メモに参戦です。
フォーレはモシュコフスキと並んで、長い期間演奏しているとありましたが(昨日の記事参照)、フォーレを最初に弾き始めたのは、確か私が小学6年の頃かと思います。
当時は本当に色んな連弾曲を、我々の遊びとして弾いていました。姉が学校から借りてきたたくさんの連弾楽譜を、初見で弾きまくる、という戦いにも似た遊び。初見で弾けなかったりすると隣から睨まれたりするのでビクビクしながら弾いて… (これを書きながらもビクビク笑)
とにかく連弾で初見力が鍛えられ、レパートリーも増えていきました。
当時私のパートはもっぱらプリモばかりでしたが、その中で比較的弾きやすく(プリモに限る)、とても可愛らしい作品で大好きだったのが、フォーレの組曲「ドリー」でした。
全6曲からなるこの組曲、優しく愛らしい、親しみやすいメロディーが散りばめられていて、なるほど連弾の名曲、と納得の作品です。
曲目の詳細については、大城了子さんが素敵なプログラムノートを書いてくださったので、CDジャケット中面を読んでいただけたらと思いますが、
この組曲ドリー、昔から愛奏しているがゆえ、お互い大人になった今、どのように解釈し、どのテンポで、メロディーを歌いフレーズを歌い、どんな音で弾こうか、、、レコーディングに向け2人でいちばん話し合いの時間が長かった作品でもあります。
易しいと思っていたプリモのむずかしさ、奥深さを実感しました。それはセコンドもしかり。
今だからおもう、私たちのフォーレを、皆さまにお届けしたいと思います。
ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。
5年前のイタリアでのコンサートにて。